PENCIL
国内外からセレクトした家具や食器、ファブリックなどを扱うセレクトショップ。
全面ガラス張り。明るくカラフルな店内と、ペンシルを象ったランドマークが目印。
広島市で長年、住まいに関する様々な内装材の扱いや、リフォーム工事を営んでいる「株式会社ムライ」。ムライが母体となり、20年前にインテリアショップ「PENCIL」はオープンした。本通り中央あたりの、一本うら筋の二面角地に、ペンシル(鉛筆)の形がランドマークになった全面ガラス張りのショップが建っている。
国内外からセレクトした家具、照明、ファブリック、インテリア小物などを取り扱い、様々な人が暮らす日々を思い描いてチョイスした食器を中心に、日本の窯元が制作した日本の伝統工芸品、若手デザイナーや作家のものなど、つい手にとってみたくなる小物たちが整然と並んでいる。世界の流行に触れられるだけではなく、独特のおしゃれ感が心地いい。
また、現代まで長く使われ愛されてきたもの、昔から今日まで愛され作られ続けているもの、新旧問わず普遍的なデザインを楽しめるものを提案。そのために、お客様のライフスタイルに合わせた空間づくりの相談も行っている。
日常に使えるこだわりのものや、気持ちが和む好きなものを見つけたい。
店内では、食卓を彩る日常使いができるものを中心にセレクト。ポッブでカジュアル、北欧の食器などとも相性がいいことで知られる九谷青窯の徳永遊心さんの作品や、つくも窯の十場天伸さんの作品、広島県江田島市の若狭祐介さんの作品も扱う。さらに、出西窯や長野のガラスといった国内で活躍する作家の作品も多数揃えている。食器類のほとんどは店主自ら窯元を訪ねて発掘している。一つでもいい、好きなものに囲まれた生活は、心まで豊かにしてくれそうだ。
公園が街の顔になっている。空が広い空間が心地いい。
「うらぶくろの通りは落ち着きがあって好きです。特に袋町公園は、トランクマーケットなどイベントもあるし、飲み物を買って休憩したり空も広く感じますね」と村井さん。桜の季節も紅葉の秋も、四季を通して楽しめる場所だという。