食の縁すみか
和風創作料理と日本酒が自慢店主の陽気さが、活気を盛り上げる。
紅葉飾りなど四季折々のしつらえ。安心できる完全個室がこだわり。
和の雰囲気の一つひとつこだわった室内が落ち着いて、何度でも足を運びたくなる。料理も絶品で、天然鯛やさわらなど、毎日仕入れによって地魚などの食材が変わるところや、日本酒のラインナップが揃っているところも女性客をはじめ、リピーターに親しまれる要因だ。
和風創作料理は、店主の佐藤さん自ら考案したもの。例えば「さんまのまんま」というメニューは、焼いた秋刀魚一本を、中の骨と身を綺麗に避けて味付けし、ご飯の上に乗せ酢飯の要領でくるくると巻く。一目見ると、秋刀魚がご飯の上で踊っているようだ。この大胆さがいいとリピーターは喜ぶが、もう一つ、皿の上にさりげなく散らされたイチョウの葉も心憎い。友だちの集まりや誕生日会など、この店と店主の心意気をぜひ仲間内でも紹介したいと、予約の電話が途切れないそうだ。個室は7室。2名~16名までゆったりとくつろげる。
佐賀県から仕入れるみつせ鶏を食しながら、
広島県の地酒から全国の銘酒まで堪能。
日本酒好きにはたまらない仕掛けがある「食の縁 すみか」。山口県の銘酒・獺祭や雁木、八海山、黒龍といった銘酒が、2時間の間飲み放題で楽しめる。また、全国各県の梅酒も多彩。ビールもアサヒ・キリンと2通りから選べ、ノンアルコールやカクテルもある。全国の地酒約30種、焼酎40種、梅酒40種など約250種類が全て飲み放題というのだから驚きだ。
九州の佐賀県から仕入れる「みつせ鶏」はもも肉、ササミ、むね肉、砂肝など刺身で提供。九州以外での直送は「食の縁 すみか」のみなので要必食!美味しい料理に舌鼓を打ちながら、居心地のいい空間で、程よくお酒をいただく時間は、なかなかオツなものだ。
私のおすすめうらぶくろ!
本通りに負けない通りとしてうらぶくろの魅力づくりを!
本通りから1本外れた通りではあるけれど、いつも何がしか賑わっているイメージがある。「私は福岡の出身で、広島へ来て35年。住めば都で個性的な店が多く、いろいろな人と触れ合えるのが魅力ですね」と佐藤さん。店の場所を選んだとき、中央通りより西側のエリアにこだわったという。理由は「このエリアの方が、将来賑わうと思ったから」だそうだ。うらぶくろは、ワクワクが育つ街かもしれない。
食の縁すみか
〒730-0036 広島市中区袋町1-13 日専連ビル3F
営業時間:17:00~24:00
定休日:日曜日
URL:https://hiroshima-sumika.owst.jp
TEL:082-240-2223