U2GO PROJECT

うらぶくろ商店街振興組合は、新型コロナウイルスにより世界中の様々な業種に大きな経済的ダメージを与えている困難な時代を迎えた今だからこそ立ち上がることを決めました。広島市の補助金を活用し、新たな生活様式に前向きに順応しながら、長期的な支援につながる新たなうらぶくろエリア活性化事業として「URABUKURO TO GO PROJECT」を開始。うらぶくろの今がわかるWebメディア「IMABUKURO」の創刊・運用をはじめ、リアルタイムな日常を発信する「InstaBUKURO」、「U2GO」オンラインショップの開設・運用に取り組みます。

立ち止まらない、うらぶくろ。この新しいプロジェクトにご期待ください。

うらぶくろ商店街振興組合 事務局

BAGTOWN COFFEE
FOOD AREAB

単に飲むだけではなく、コーヒー豆の物語を
知ることでさらに美味しさが増す。

コーヒーとともに、背景にあるストーリーもお客様へ提供。

店内に入ると、コーヒーの良い香りがなんとも心地よい。2021年2月に移転オープンした「BAGTOWN COFFEE」では、世界中から集められたコーヒー豆を焙煎、販売している。品質の良い定番はもちろん、ちょっと珍しいコーヒー豆も。例えば、中国のプーアル茶を栽培している地域でつくられたコーヒー豆を取り扱っている。コーヒーの味はもちろん、発酵したお茶の風味も楽しめるとか。そして、世界各国からコーヒー豆をセレクトする基準にもこだわりがあり、品質の良さに加えてコーヒー豆の背景にストーリーを感じられるものを仕入れている。
1970年ごろ、山口県下松市出身の吉松早苗さんがブラジルに渡った。当時コーヒー豆の名産地ではなかったジアマンチーナでコーヒー栽培をはじめることを決心し、紆余曲折しながらも現在はコーヒー豆の生産地として高い評価を得ている。また、イエメンでのコーヒー豆を普及したいと、大分県別府市に留学していたイエメン人が大学卒業後にコーヒービジネスを立ち上げた。オーナーの山本さんは、そのコーヒーを初めて飲んだときに感激したそうで、「コーヒーの味わいに特徴を出すために世界でも研究されているが、その土地だからこそ実現できる奥深い味わいを感じられました。スパイシーであり、ワインのようでもあり。複雑な味わいが魅力的でしたね」。生育地の地理、地勢、気候によって生まれる、その土地の味わいを想像しながら飲むのも、コーヒーの楽しみ方の一つだそう。良いものをつくろう!という作り手の信念・想いも、コーヒーとともにお客様へ提供している。
また、ブラジルのコーヒー豆以外はピッカーと言われる人たちが、一粒一粒手作業で摘んでいる。「いろいろな人の想いが加わった後に、ほぼ最終的な工程として焙煎を行うので、より美味しくなるように焙煎するよう責任を持っています」と、山本さん。一つのコーヒー豆に関わった人たちへ思いを馳せ、もっと美味しくなるようにと研究・進化していくことに余念がない。

定番から最高級のスペシャルティコーヒーまで。好みのテイストを発見。

日常に寄り添うことのできるコーヒーから最高級のスペシャルティコーヒーまで、常時約17種類あるので、好みに合わせて選べるのがうれしい。「BAGTOWN COFFEE」一番人気のブラジルのサントス・ショコラをはじめ、深煎りのインドネシア スマトラ島のマンデリンスマトラタイガー、アサイーの15倍の抗酸化力があると言われる甘酸っぱいテイストのボリビア コパカバーナ農園のカスカラなど豊富なラインナップ。好みのテイストを伝えて、どストライクのコーヒーを選んでもらうのも楽しそうだ。今後は、店内のコーヒー豆を選び、ハンドドリップで提供できるように思案中だそう。

人と人とのつながりが育まれる、うらぶくろ。

お昼から夜まで、洋服も雑貨もカフェも食事もお酒も公園も。一日中楽しめるのがうらぶくろの魅力。「BAGTOWN COFFEE」にはうらぶくろのお店で働く人たちがよく訪れるそうで、そのつながりから山本さんも食事へ行ったり、洋服を買ったりするそう。「BAGTOWN COFFEE」のエプロンも、近隣のお店でオーダーしたとか。

BAGTOWN COFFEE

〒730-0036 広島市中区袋町2-1
営業時間:11:00~19:00

TEL:082-246-0660

店舗一覧を見る!