火場忠
昼はグリーンカレー専門店、夜は立ち飲み居酒屋。
2つの楽しみ方ができる憩いの場。
人と人とがつながり、会話の花開く。気軽に立ち寄れる、立ち飲みスタイル。
昼はグリーンカレー専門店「green curry C.MARIE」、夜は立ち飲み居酒屋として楽しめる「火場忠」は、常連に愛されるお店。毎週水・木・金・土のみ提供されるランチタイム(11:30~14:00)のグリーンカレーは、コリアンダーや青唐辛子、ハーブソルト、ニンニク、レモングラスなど10種類以上のスパイスに豆乳を加えているからマイルドな味わい。油をあまり使用していないので、ヘルシーなのも人気の秘密。パウチのレトルトも販売しているので、自宅で本格的なグリーンカレーを堪能できるのもうれしい。
また、少しずつ夜が深まると「火場忠」で出会った常連客が集まり、お酒を片手におつまみにぴったりの自家製の燻製を食べながらおしゃべりに花を咲かせる。「ひとりで来ても楽しめて、知らない人とでも会話が弾むようなお店をしたくて、立ち飲みスタイルの居酒屋を開業しました」と、店主の芦村さん。2009年にオープンして以来、広島在住の方はもちろん、7割近くが県外のお客様だそう。「男性は出張や転勤、単身赴任の方など様々です。女性は県内の方が多いですね。ひとりでふらりと立ち寄り、顔見知りになって友だちになったとコミュニケーションの場になっているのはうれしいですね」。このお店で出会って結婚したカップルが13組もいるとか。食事はもちろん、人と人とのつながりも楽しめる「火場忠」で、一日の疲れを癒やしてみては。
地酒とともに、自家製の燻製や鮮度の高いお刺身を。
常連から愛される「火場忠」の名物料理といえば、自家製の燻製。桜やりんごのチップに、砂糖やザラメ、紅茶の葉など、試行錯誤しながら独自の配合にたどり着いた。強くいぶしていないので、ふんわりと鼻に抜ける優しい香りが食材の旨味も引き立ててくれる。チーズや鶏、サバやししゃもをはじめ、冬は牡蠣などその時季ならではの食材を味わえるのも訪れる楽しさが膨らむ。そのほかにも、その日あがった魚の刺身なども提供。広島の地酒とともに味わいたい。 うらぶくろならではの横のつながり。助け合いながら商売ができる環境。
「近所のお店同士で仲が良いのも、うらぶくろならではだと思います。氷がなくなったら近くのお店にもらいに行くことも。助け合いながら商売ができるのは、心強いですね」と、芦村さん。いろいろなジャンルのお店が立ち並ぶのも、この街の魅力だと語ってくれた。
火場忠
〒730-0036 広島市中区袋町2-25
営業時間:ランチ水・木・金・土11:30~14:00、夜月~木17:00~23:00、金・土16:00~24:00、日15:00~22:00
TEL:080-3050-9238