KING PIN
アメカジ定番モノから旬なトレンドまで。
アメリカンファッションがそろう。
2ヶ月に1回のペースで、ロサンゼルスを中心に買い付け。
アメリカの古着というと、男のロマンというイメージがある。一つひとつに物語があったり、アーミーなモノ(60年~70年)にもジャンルがあったり。また、政治的なバックボーンが一着の古着に刻まれていたりと、なかなか目が離せない。興味が尽きることがないと、古着好きな宮地さんは言う。
アメリカを代表するワークカジュアルブランドのDickiesなどは、シルエットがおしゃれでディテールも細かい。現在はメキシコで製造されているが80年代はアメリカ製で昔と同じものは二度と見当たらない。色合いが違うのがまず第一の特徴だ。90年代アメリカ製のTHE NORTH FACEはナイロンとフリース布地のミックスで、独自のデザインに特徴があり、異素材ミックスに発色の良さがポイント。デザイン性のあるモノを中心に揃えているが、今流行のCarharttなどのブランドもまんべんなく入れているとか。
サイズは気にせず、カップルでざっくり楽しみたい古着。
ビンテージものは未だに価格が下がらず、60年代以前のものともなると、手に入りづらく滅多に店頭にも並ぶ機会は少ないが、手に入れた時の達成感とロマンはひとしお。メンズのものを女性があえてオーバーサイズで着てもかわいいので、宮地さんは「カップルでの楽しみ方を今後はもっと勧めていきたい」と語る。
仕事もリフレッシュも、うらぶくろの中でまかなえる嬉しさ。
宮地さんは「うらぶくろは店が小さくまとまっているので、買い物が楽だ」と言う。ビルがたくさん建っている中に公園がある風景もなんとも言えないほど惹かれるらしく、休憩時間に公園の中を通りながらコンビニでコーヒーとパンを買って一息つく時間が、なんとも言えずリフレッシュになるのだとか。