酒BAR 艶
月替わりの料理もある日本酒メインのバー。
横川のショットバーの2号店としてオープン。
日本酒をしっとりと飲めて、くるみと桜で燻した自家製の燻製も大人気。
横川でウイスキーがメインのショットバーをしていて、6年前に、日本酒を飲める店を作りたいとうらぶくろへ出店したとか。広島は日本酒が有名なのに、日本酒をしっぽり飲める空間がなかったことがきっかけになったそうだ。
日本酒は、全国の純米酒がメインで、中でも秋田の新政酒造の種類は多く取り扱っている。「新政の杜氏兼社長が震災の時に新しい試みをいろいろされていて、お酒は飲めない人なのですが、水を軟らかくしたり、女性向けのものを作ったり。中でも新政酒造の“新政NO.6”は味わいもフルーティーで、まるでワインのようなテイストが新鮮でしたね」と栗栖さん。日本酒は常時40種類置いているそうだ。この他にも月替わりの料理や珍しい日本酒もあり、メニューに載っていないものもあるので、それを楽しみに来店する人も。グラスにもこだわり、器によって香りの入り方や口当たりが変わることもある。この感覚は実体験するしかない。
燻製と日本酒のマッチングを楽しみながら、美味しい日本酒を発見する。
日本酒に合う食として好相性なのが、自家製燻製。ベーコンやタコ、チーズなど熱燗にも冷酒にもぴったり合う。
自家製燻製は、くるみと桜のオリジナルブレンドで燻したもので、しっかりと香りがついている。おススメのメニューは「薫製盛合わせ」。おなじみベーコンやタコ、そしてチーズをはじめ鯖、穴子、いぶり沢庵、豚耳のうち3種から5種を盛り合わせとして選ぶことができる。熱燗でも冷酒でも合う一品、燻製と日本酒のマッチングの面白さをぜひ舌で味わいたい。17:00からオープンしているので0次会にもおススメ。
人が寄り集まってできた街・うらぶくろ。雑多なところもおもしろい。
うらぶくろはいろんなジャンルがあっておもしろい。「6年前はファッション系が多かったが、最近は飲食店が増えたと思う」と栗栖さん。通勤途中に、こんな店ができたんだなと新たな発見もあるとか。新しいものと古い店が融合している街を見かけることは滅多にないが、人が自然に寄り集まってできた街は温かい。
酒BAR 艶
〒730-0036 広島市中区袋町2-6 湯蓋ビル2F
営業時間:17:00~24:00
定休日:日曜日
URL:http://sakebar-enn.jp
TEL:082-258-3892