名古屋コーチン、秋田比内地鶏など、有名ブランド地鶏を産直にこだわり提供。

素材本来の味を楽しむため、シンプルな塩味でさっぱりといただく。

良い素材には余分な味付けはしない。それが「串焼 長右兵衛」のモットー。23年目を迎えた店のこの方針は今も変わらず、ひたすら美味しい地鶏をメインに提供し続けている。赤身の肉質が特徴の秋田比内地鶏は、旨味成分のイノシン酸の量が多いため、ジューシー感が味わえる。また、赤味を帯びた肉質に適度に香りのよい脂肪。弾力性と、噛んだ時の充実感が人気がある名古屋コーチンは、男女を問わず人気がある。他にも青森シャモロックや黒さつま鶏など、血統を持った地鶏をメインに仕入れている。
「一口食べたら、肉質の良さと美味しさがわかりますよ」とは、店主の酒井さん。産地から直接届く新鮮さと飼育時の管理の良さ。冷凍も最新のセントラルキッチンでフレッシュさを損なわず、それぞれ違う鶏の味を、しっかりと維持している。平均通常35gのところ、「串焼 長右兵衛」では1本45～50gとボリュームたっぷりに串を打っているので、食べ応えがあると顧客の食欲と評判を呼んでいる。串焼好きの人には、満足してもらえる一本だ。

自信があるので、ランチにこの一品。ふわふわの卵と鶏の味が絶品。

鶏が美味しければ卵も美味しい！「串焼 長右兵衛」ではランチタイムに限り、炭火焼親子丼を提供している。契約農家から取り寄せた卵をふんだんに使い、青森シャモロックの鶏ガラスープで作り上げた親子丼。舌に乗せた時の卵のふわふわ感がたまらなく美味。米は島根県出身の酒井さんが、週末に実家へ戻って作っている。ここにもしっかりしたこだわりがある。ランチは水、金、土曜日の3日間11:30～13:00まで。究極の親子丼をぜひ一度は味わいたい。

うらぶくろは宵の口がいい雰囲気。

温かい雰囲気に恋も芽生える！

夕暮れから夜のとばりが降り始める頃。うろぶくろは一日の、最高にいい時間を迎える。「串焼 長右兵衛」に電話予約していたカップルや常連さんで店が賑わい始める頃だ。酒井さんは「いろんな年代の人たちが来るが、旅行者も生活している人たちも、気軽に立ち寄ってほしい。美味しいご飯が食べられる場所があるから」。「串焼 長右兵衛」で出会って結婚したカップルもいるとか。ただ並んで歩くだけでも気持ちが沸き立ちそうだ。